辛いものに慣れてくると、辛さのレベルをどんどん上げようと挑戦しがちです。
激辛料理は使っている唐辛子や香辛料で時によって猛烈な胃痛に襲われたり、胃痙攣を起こす場合もあります。
このページでは、激辛料理を楽しむに当たっての準備やもし身体に異変を感じた際の対処方法を記していきたいと思います。
なぜ、激辛料理を食べるとお腹が痛くなる?
激辛料理に多様される唐辛子。
この、唐辛子に含まれるカプサイシンは、胃の活動を活発化させ胃酸の分泌を促す。
適量ならいいが、過剰にカプサイシンを摂取すると、胃酸大量に分泌され、胃粘膜が傷付けられてしまう。
胃粘膜の厚さは個人差があるので、同じ量のカプサイシンを摂取したとしても、腹痛になる人とならいない人がでてくる。
腹痛予防
胃痛、腹痛予防に激辛料理食べる前にヨーグルトや牛乳などを摂取すると良いです。
乳製品全般には胃粘膜に防御壁のような膜張る効果があります。
これにより、カプサイシンによる胃酸からお腹を守れるようになります。
辛さを抑えてくれる食品
1 ヨーグルト、牛乳
化学的な話になりますが、辛味成分のカプサイシンは脂溶性の為、乳製品に含まれる油に溶ける効果があります。
2 マヨネーズ
マヨネーズも先ほどと同様の効果があります。
3 アイスクリーム
辛味は高い温度ほど感じやすく、特に43度以上になると、カプサイシンに含まれる物質がより活発化すると言われています。
ですので、冷たい(アイス)クリーム(脂)の冷たさと乳製品のダブルで辛味を抑えられるので、活用ください。
4 アイスコーヒー
コーヒー豆の油に辛味を和らげてくれる成分があると言われています。
個人的にはコーヒーより、乳製品がオススメです。
※個人差があると思いますので、お好みで試してください。
番外編
YouTubeの撮影の際にあそこにギネスにも過去世界一辛い唐辛子として登録された
『キャロライナリーパー』を使用した、粉末を撒布し、激痛に耐えきれず、悶絶していたところ(もげるかと思った)
『サラダ油』が目に入り、早急に股間に塗ると痛みが和らいだ。
カプサイシン=油に溶けやすいと覚えておくと、どんな時でも安心です。
辛さレベル毎の症状
辛さレベル4〜6
口内や舌の痛み、敏感な方は胃痛を感じる。
辛さレベル7〜8
口内や舌の痛み、食べた直後の胃痛、食後4、5時間後にも腹痛の波に襲われる。
トイレから離れられなくなる。人によっては胃痙攣を起こす。
病院送りになる場合もあり。
辛さレベル9〜10
口内や舌の痛み、食べた直後の胃痛、食後5、6時間に及ぶ胃痛の波状攻撃。
歯が痺れたり、頭が酔っぱらう様なフワフワした感覚になる。←(激辛ハイ)
トイレから離れられなくなる。人によっては胃痙攣を起こす。
病院送りになる場合もあり。寒気がする。
個人差はあるが、違和感がなくなるまでに半日かかる場合も。
注意事項
1 身体に異変を感じたら、無理をせず、食べるのを止める。
2 空腹状態で激辛料理を食べない。
直にカプサイシンによるダメージを受ける為、乳製品などを予めとっておく。
3 辛くても水は飲まない
水は辛味成分を広げ、余計に辛くなる。牛乳などで対処しよう。
4 自分の許容範囲内で激辛を楽しむ
少しづつ、激辛レベルを上げながら、チャレンジしていきましょう。
5 激辛挑戦後は胃のケア
ヨーグルトなどの胃に優しい乳製品で胃を労わりましょう。